3月の幻

あの日、僕たちはどんな色の言葉を話し、どんな時間の重さを感じていたのか?
白いカーテンが時の波に揺れ 、球体の空に染み出してゆく透明な感情が
君の頬に灯した青い焦燥。
けっして導くことのできなかった言葉が暖かな室内を彷徨い窓硝子に映る僕たちの幻が砕ける。